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地の果てを行く
La Bandera
 (フランス 1935)


製作 モーリス・ジュバン
監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
原作 ピエール・マッコルラン
脚本 ジュリアン・デュヴィヴィエ/シャルル・スパーク
撮影 ジュール・クリュージェ
音楽 ジャン・ウィネル/ロラン・マニュエル
ジャンル ミステリー/ドラマ

キャスト
ジャン・ギャバン ピエール
アナベラ アイシャ
ロベール・ル・ヴィガン フェルナンド・ルーカス
ガストン・モド レジオナワル
レイモン・アイモ マルセル
ピエール・ルノワール ウェレル

内容
 外人部隊を舞台に、落ち延びていった犯罪者と、彼を執拗に追い詰める賞金稼ぎの密偵の姿を描いたジュリアン・デュヴィヴィエ監督のミステリー。
 パリで殺人を犯し、スペインへと逃げたピエールは、追い詰められ、外人部隊に入隊するが、5万フランの賞金が目当ての密偵が彼のあとを追っていた……。
 ラストは、密偵自身がピエールの戦死を報告するというデュヴィヴィエ監督らしいペシミズムが全編を覆っている。主演のジャン・ギャバン自身が原作の映画化権を買い取り、デュヴィヴィエに映画化を勧めたと言われており、ギャバンはこの映画で役どころを確立。この2年後には「望郷」で大評判を取ることになる。