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孔雀夫人
Dodsworth
 (アメリカ 1936)


製作 サミュエル・ゴールドウィン/メリット・ハルバード
監督 ウィリアム・ワイラー
原作 シンクレア・ルイス/シドニー・ハワード
脚本 シドニー・ハワード
撮影 ルドルフ・マテ
ジャンル ドラマ/恋愛
受賞 アカデミー賞 美術監督賞
NY批評家協会賞 主演男優賞(ウォルター・ヒューストン)

キャスト
ウォルター・ヒューストン サム・ドズワース
ルース・チャッタートン フラン・ドズワース
ポール・ルーカス アーノルド・イセリン
メアリー・アスター イーディス・コートライト
デヴィッド・ニーヴン クライド・ロッカート
グレゴリー・ゲイ カート・フォン・オバーズドーフ
マリア・オスペンスカヤ フォン・オバーズドーフ夫人
オデット・マーティル レネ

内容
 ノーベル文学賞受賞者であるルイスの原作をもとに、ハワードが劇化した大ヒット舞台劇を、脚本はハワード、演出には新鋭ワイラー(当時34歳)があたって映画化した、30年代を代表する傑作。舞台同様主演はヒューストン。
 アメリカ中西部の工業都市ジーニスで、20年間自動車会社を経営してきた自動車王ダズワースは、会社を手離し、娘も嫁にやり、妻とふたりで第二の人生を楽しもうとヨーロッパ旅行に出かける。
 しかし妻はパリで知り合った美術評論家を相手に失った青春を取り戻そうとする。妻がちやほやされるのは金が目当てだと気づくダズワースは彼女をたしなめるが、彼女は離婚を主張。結局、美術評論家とは結婚できないとわかり夫のもとへ帰る妻だが、一度できた溝は簡単には埋まらない。
 一方ダズワースは以前からの知り合いで、一度結婚に失敗しているイーディスこそ、第二の人生をともに歩む女性だと悟る。