格子なき牢獄

Prison sans barreaux
 (フランス 1938)


監督 レオニード・モギー
脚本 レオニード・モギー/ハンス・ウィルヘルム
撮影 クリスチャン・マトラ/クロード・ルノワール
音楽 ウィル・グロツ
ジャンル ドラマ

キャスト
コリンヌ・リュシエール ネリー
アニー・デュコー イヴォンヌ・シャネル
ロジェ・デュシェーヌ ギイ・マレシャル
ジネット・ルクレルク レネ
マルト・メロ レナール夫人
アリス・コルト ルイーズ

内容
 少女感化院を舞台にした、古き良き時代の女性ドラマ。
 “真の愛情によって不良少女は更生する”という信念を持つ院長のイヴォンヌと、世をすねた美しい娘ネリーの心のふれあいを描く。
 奔放な少女ネリーを演じたコリンヌ・リュシエールは本作で多くの人の心を捉え、以後も「美しき争ひ」('38)など数編に顔を出したが、'50年に29歳の若さで没した。ロシア出身のレオニード・モギー監督の出世作でもある。