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打撃王
The Pride of the Yankees
 (アメリカ 1942)


製作 サミュエル・ゴールドウィン
監督 サム・ウッド
原作 ポール・ギャリコ
脚本 ジョー・スワリング/ハーマン・J・マンキーウィッツ
撮影 ルドルフ・マテ
音楽 リー・ハーライン
ジャンル 伝記/ドラマ
受賞 アカデミー賞 編集賞

キャスト
ゲイリー・クーパー ヘンリー・‘ルー’・ゲーリック
テレサ・ライト エレノア・トウィッチェル・ゲーリック
ベイブ・ルース 本人
ウォルター・ブレナン サム・ブレイク
ダン・ドゥリア ハンク・ハナマン
エルザ・ジャンセン ゲーリックの母
ルートヴィヒ・ストーセル ポップ・ゲーリック
ヴァージニア・ギルモア マイラ・ティンスリー
ビル・ディッキー 本人
アーニー・アダムズ ミラー・ハギンズ
ピエール・ワトキン トウィッチェル氏

内容
 アメリカ野球界で連続出場2130回を記録した不世出のホームラン・バッター、ルー・ゲーリックの半生を描いた伝記映画。ポール・ギャリコの原作をもとに、巨匠ウッドが演出にあたった。
 ゲーリックの青年時代から、彼が難病よって引退していくまでの姿を、素直に、好感をもって描いていく。主役を演じたクーパーは、ゲーリックのキャラクターを通して、「ヨーク軍曹」「誰がために鐘は鳴る」といった諸作品に通じる、普遍的なアメリカ人像をここに体現。
 ハリウッドでのちに監督に転向した、名カメラマン、ルドルフ・マテの秀逸な映像が映画の風格を盛り上げる。当時の名選手もゲスト出演する野球映画の佳作。