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生きるべきか死ぬべきか
To be or Not to be
(アメリカ 1942)
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| 製作総指揮 | アレクサンダー・コルダ | |
| 製作 | エルンスト・ルビッチ | |
| 監督 | エルンスト・ルビッチ | |
| 原作 | エルンスト・ルビッチ/メルコワ・レンジェル | |
| 脚本 | エドウィン・ジャスタス・メイヤー | |
| 撮影 | ルドルフ・マテ | |
| 音楽 | ウェルナー・R・ヘイマン/ミクロス・ローザ | |
| ジャンル | コメディ/ドラマ/戦争 | |
| リメイク | メル・ブルックスの大脱走(1983) | |
| キャスト | |
| キャロル・ロンバード | マリア・トゥーナ |
| ジャック・ベニー | ジョゼフ・トゥーナ |
| ロバート・スタック | スタニスラフ・ソビンスキー |
| フェリックス・ブレサール | グリーンバーグ |
| ライオネル・アトウィル | ロウィッチ |
| スタンリー・リッジス | アレクサンダー・シレットスキー |
| シグ・ルーマン | エアハート大佐 |
| トム・ドゥーガン | ブロンスキー |
| チャールズ・ハルトン | ドボシュ |
| ジョージ・リン | 俳優 |
| 内容 |
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舞台は、第二次世界大戦直前のワルシャワ。「ハムレット」を上演中の劇団員たちが、ナチスのスパイからレジスタンスのメンバーの名簿を取り戻そうとして親衛隊に化けたことから始まる一大騒動を描く。 サイレント映画時代から、コメディの名手として艶笑、爆笑、哄笑、何でもござれのエルンスト・ルビッチが故郷ドイツの体制を徹底的に皮肉り、スピーディで圧倒的な傑作に仕上げている。この映画ばかりはどんな言い方をしても面白さは表現しつくせない。 クラーク・ゲイブル夫人でスクリューボール・コメディの華、キャロル・ロンバードが事故死する直前の主演作。リメイクに「メル・ブルックスの大脱走」があり、見くらべてみるのも面白い。 題名は「ハムレット」の中のあまりにも有名な台詞。無関係なこの話がナチに絡んでくる絶妙なテクニックこそ、世に人々がルビッチ・タッチと呼んだ追随を許さぬ至芸だ。 |