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無防備都市
Roma, Citta Aperta
 (イタリア 1945)


製作 ジュゼッペ・アマート/フェルッチオ・デ・マルティーノ/ロベルト・ロッセリーニ
監督 ロベルト・ロッセリーニ
原作 セルジオ・アミデイ/アルベルト・コンシリオ
脚本 セルジオ・アミデイ/フェデリコ・フェリーニロベルト・ロッセリーニ
撮影 ウバルト・アラータ
音楽 レンツォ・ロッセリーニ
ジャンル ドラマ/戦争
受賞 カンヌ映画祭 グランプリ
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 主演女優賞(アンナ・マニャーニ)/外国映画賞
NY批評家協会賞 外国語映画賞

キャスト
アルド・ファブリーツィ ドン・ピエトロ・ペレグリーニ
アンナ・マニャーニ ピナ
ヴィトー・アンニチアリコ マルチェロ
ナンド・ブルーノ アゴスティーノ
ハリー・ファイスト バーグマン
ジョヴァンナ・ギャレッティ イングリッド
マリア・ミーチ マリナ・マリ

内容
 イタリアのネオ・レアリスモを代表するロッセリーニの傑作。
 第二次大戦のローマ解放直後に、6ヶ月にわたって製作が続けられた。レジスタンス運動の指導者、抵抗運動を支持する神父、そして地下運動家の印刷工の悲惨な末路が、容赦なく映し出されていく。
 とりわけ、印刷工の内縁の妻が連行される夫を追って、走りながら射殺されるシーンは、映画史に残る屈指の名場面。
 主題、映像共に骨太な批評意識が感じられる、今後も時代を超えていく1本と言えるだろう。