たそがれの女心
Madame de...
(フランス・イタリア 1953)
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製作 | ラルフ・バウム | |
監督 | マックス・オフュルス | |
原作 | ルイ・ド・ヴァルモーリン | |
脚本 | マックス・オフュルス/マルセル・アシャール/アネット・ワドマン | |
撮影 | クリスチャン・マトラ | |
音楽 | ジョルジュ・ヴァン・パリ | |
ジャンル | ドラマ |
キャスト | |
シャルル・ボワイエ | アンドレ |
ダニエル・ダリュー | ルイーズ |
ヴィットリオ・デ・シーカ | ファブリッツィオ・ドナティ |
ジャン・ドビュクール | レミ |
内容 |
「忘れじの面影」などで、女性を撮らせたら右に出る者なしのフランスの名匠マックス・オフュルスが、当時絶頂期のダニエル・ダリューを主演に据えて描いた作品。 パリのある貴婦人は借金に困って、夫に内緒で耳飾りを売る。その耳飾りはめぐりめぐってドナティ男爵の手に渡り、パリでその貴婦人と恋におちた男爵は彼女に耳飾りを贈るのだった。 しかし妻の浮気を知った貴婦人の夫は男爵に決闘を申し込む。ひとつの耳飾りが引き起こした悲劇の結末は? 演出、美術、撮影どれを取ってもぜいたくな香りにあふれた、オフュルス芸術のまさに真骨頂といえる作品だ。 |