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シェーン
Shane
 (アメリカ 1953)


製作 ジョージ・スティーヴンス/アイヴァン・モファット
監督 ジョージ・スティーヴンス
原作 ジャック・シェーファー
脚本 A・B・ガスリーJr。/ジャック・シャー
撮影 ロイヤル・グリッグス
音楽 ヴィクター・ヤング
ジャンル ウエスタン/ドラマ
リメイク ペイルライダー(1985)
関連作品 Johnny Guitar(1954)/ウエスタン(1968)
受賞 アカデミー賞 撮影賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 監督賞

キャスト
アラン・ラッド シェーン
ヴァン・ヘフリン ジョー・スターレット
ジーン・アーサー マリアン・スターレット
ブランドン・デ・ウィルデ ジョーイ・スターレット
ジャック・パランス ジャック・ウィルソン
ベン・ジョンソン クリス・キャロウェイ
エドガー・ブキャナン フレッド・ルイス
エミール・メイヤー ルーファス・ライカー
イライシャ・クックJr。 フランク・‘ストーンウォール’・トリー
ダグラス・スペンサー アクセル・‘スウェード’・シップステッド

内容
 みごとな俯瞰撮影で幕を開けるこの作品は、巨匠スティーヴンスがシェーファーの原作を得て作り上げた本格的西部劇。
 西部の新天地では、土地をめぐって開拓農民と牧畜業者との対立が絶えなかった。北へ行く途中ジョー一家に立ち寄ったシェーンは、世話を受け味方につく。
 ある日、酒場で敵対するライカー一味にからまれたシェーンは、黙って引き下がるが、2度目は徹底的にぶちのめす。復讐のためライカーは、名うての殺し屋ウィルソンを呼び寄せるが……。
 典型的な西部劇のパターンを踏襲しながら、この作品がすぐれて西部劇史上に残る名編となったのは、すべての対象を自然主義ともいえる徹底したリアリズム手法で詩情豊かにうたい上げた点と、少年の目に映るヒーロー=シェーンを描いた点にある。
 ラッド一世一代の名演。殺し屋ジャック・パランスのすご味も忘れ難い。