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ダイヤルMを廻せ!
Dial M for Murder
 (アメリカ 1954)


製作 アルフレッド・ヒッチコック
監督 アルフレッド・ヒッチコック
原作 フレデリック・ノット
脚本 フレデリック・ノット
撮影 ロバート・バークス
音楽 ディミトリー・ティオムキン
ジャンル スリラー
リメイク ダイヤルM(1998)
受賞 ナショナル・ボード・オブ・レビュー 主演女優賞(グレイス・ケリー)/助演男優賞(ジョン・ウィリアムズ)
NY批評家協会賞 主演女優賞(グレイス・ケリー

キャスト
レイ・ミランド トニー・ウェンディス
グレイス・ケリー マーゴット・メアリー・ウェンディス
ロバート・カミングス マーク・ホリデイ
ジョン・ウィリアムズ ハバード警部
アンソニー・ドーソン レスゲイト
レオ・ブリット 語り
パトリック・アレン ピアソン
ジョージ・リー ウィリアムズ
ジョージ・アルダーソン 刑事
ロビン・ヒューズ 巡査長

内容
 ブロードウェイでヒットを記録したノット原作の映画化。
 中年の紳士トニーは、美貌の若妻マーゴの心変わりを知り、妻を殺害する完全犯罪をたくらむ。だが少しの狂いで犯罪は未遂に終わる。事件直後、必死でアリバイを固持する夫と、事件に巻き込まれ、挙げ句に無実の罪を着せられ苦悩する妻との息づまるミステリー・ドラマが展開していく。
 犯罪現場の邸内の部屋、そして廊下や階段などを、巧みな映画的空間として再現、観客の推理意欲を喚起させる。
 「裏窓」と同年、ヒッチコック最盛期に作られた知的スリラーの代表的作品。ケリーの美しい容姿とみごとな演技は絶品。