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武器よさらば
A Farewell to Arms
 (アメリカ 1957)


製作 デヴィッド・O・セルズニック/アーサー・フェローズ
監督 チャールズ・ヴィダー/ジョン・ヒューストン
原作 アーネスト・ヘミングウェイ
脚本 ベン・ヘクト
撮影 オズワルド・モリス/ピエロ・ポルタルピ
音楽 マリオ・ナシンベーネ
ジャンル ドラマ/戦争/恋愛
リメイク 戦場よさらば(1932)
関連作品 Force of Arms(1951)

キャスト
ジェニファー・ジョーンズ キャサリン・バークリー
ロック・ハドソン フレデリック・ヘンリー
ヴィットリオ・デ・シーカ アレッサンドロ・リナルディ
メモ・カロテヌート ニノ
ヨアンナ・ホファー ジマーマン夫人
オスカー・ホモルカ エメリッヒ医師
フランコ・インテルレンジ エイモ
エレイン・ストリッチ ヘレン・ファーガソン

内容
 第一次大戦下の'17年。オーストリア国境に近いイタリア戦線を舞台に、イタリア軍に身を投じたアメリカ青年が、戦争の残酷さに耐えかね軍を脱出、看護婦とともにスイスへ向かう。しかし、彼女はそこで帝王切開の手術の末死ぬ……。
 アーネスト・ヘミングウェイの名作の2度目の映画化(1回は'32年の「戦場よさらば」)。50年代末に流行のように作られたヘミングウェイ映画(「陽はまた昇る」 「老人と海」)の中で、名プロデューサー、セルズニックが得意のスペクタクル映画として製作した2時間半を超える大作。
 最初ジョン・ヒューストンがメガホンをとったが、セルズニックは気に入らず、ヴィダーが代わって完成させた。