灰とダイヤモンド
Popiol i diamont
(ポーランド 1958)
|
製作 | スタニスラフ・アドラー | |
監督 | アンジェイ・ワイダ | |
原作 | イエジー・アンジェイエフスキー | |
脚本 | イエジー・アンジェイエフスキー | |
撮影 | イエジー・ウォイチェック | |
音楽 | ジャン・クレンツ/フィリップ・ノワク | |
ジャンル | ドラマ/戦争 | |
受賞 | ヴェネチア映画祭 | 国際批評家連盟賞 |
キャスト | |
ズビグニェフ・チブルスキー | マチェク |
エヴァ・クジジェフスカ | クリスティナ |
バクラフ・ザストルジンスキー | シュツーカ |
アダム・パウリコウスキー | アンジェイ |
内容 |
アンジェイエフスキの同名小説の映画化で、「世代」「地下水道」とともにワイダのレジスタンス3部作を構成している。 戦争中は対独レジスタンス運動に青春を燃焼させ、戦後はテロリストとなって悲惨な末路を遂げる青年の姿を描いた傑作。 '45年、ワルシャワ反乱の生き残りで反ソビエト派のテロリスト、マチェクはソビエトから来た共産党地区委員長、シュツーカ暗殺の指令を受ける。だが、マチェクは人違いでふたりの男を殺してしまう。シュツーカは穏やかな人柄で、彼の息子は反ソビエト反乱者として逮捕され、銃殺の判決を受けていた。 マチェクは夜、息子に会いに行こうとするシュツーカの暗殺に成功し、その晩、ホテルでクリスティナという女とベッドをともにする。翌朝、マチェクは町を発とうとするが、衛兵に発見されて撃たれ、ゴミ捨て場で悶え死ぬ……。 長い間、地下水道に潜んでいたために目を痛めたというマチェクの黒眼鏡が印象的である。ヴェネチア映画祭国際批評家連盟賞を受賞。 |