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黒い罠
Touch of Evil
 (アメリカ 1958)


製作 アルバート・ザクスミス/リック・シュミットリン
監督 オーソン・ウェルズ
原作 ホィット・マスターソン
脚本 オーソン・ウェルズ/ポール・モナシュ
撮影 ラッセル・メティ
音楽 ヘンリー・マンシーニ
ジャンル クライム/スリラー
受賞 NY批評家協会賞 特別賞

キャスト
チャールトン・ヘストン ラモン・ミゲル・‘マイク’・ヴァルガス
ジャネット・リー スーザン・ヴァルガス
オーソン・ウェルズ ハンク・クィンラン
エイキム・タミロフ ジョー・グランディ叔父
ジョアンナ・クック・ムーア マルシア・リネカー
レイ・コリンズ 地方検事
ジョゼフ・コットン 警察医
マレーネ・ディートリッヒ タニア
デニス・ウィーヴァー モーテルマネージャー
ザ・ザ・ガボール ナイトクラブオーナー

内容
 アメリカとメキシコの国境の町で車が突如爆発し、車中のストリッパーと町の富豪が死んだ。アメリカの敏腕刑事クインランとメキシコの犯罪調査官バルガスは共同捜査を始めるが、ふたりは衝突ばかり。
 バルガスはクインランのでっち上げ捜査を見やぶるが、クインランはバルガスの妻を誘拐して殺人事件を擬装する。やがてバルガスはクインランの恐るべき正体を知る……。
 犯罪映画をフィルム・ノワール(黒い映画)と呼ぶことがあるが、この作品は画面の暗さから物語のどす黒さまですべてがまさにフィルム・ノワールそのもの。また冒頭の長い長い移動撮影はのちの多くの映画監督に大きな影響を与えたことでも有名だ。