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リオ・ブラボー
Rio Bravo
 (アメリカ 1959)


製作 ハワード・ホークス
監督 ハワード・ホークス
原作 B・H・マッキャンベル
脚本 ジュールス・ファースマン/リー・ブラケット
撮影 ラッセル・ハーラン
音楽 ディミトリ・ティオムキン
ジャンル アクション/ウエスタン/恋愛
リメイク ジョン・カーペンターの要塞警察(1976)
シリーズ エル・ドラド(1967)
リオ・ロボ(1970)

キャスト
ジョン・ウェイン ジョン・T・チャンス保安官
ディーン・マーティン デュード
アンジー・ディキンソン フェザース
ウォルター・ブレナン スタンピー
リッキー・ネルソン コロラド・ライアン
ジョン・ラッセル ネイサン・バーデット
クロード・アキンズ ジョー・バーデット

内容
 西部劇史上屈指の名作。
 舞台はテキサスのメキシコ国境に近い町リオ・ブラボー。保安官チャンスは殺人の現行犯でジョーを逮捕するが、ジョーの兄ネイサンが部下を率いて町を封鎖。
 チャンスは足の不自由な老人と早射ちのアル中男を助手に、ダイナマイト輸送幌馬車隊の二挺拳銃の名手の協力を得てネイサン一味と対決する……。
 度胆を抜くファースト・シーンからクライマックスの決闘シーンまで、西部劇の持つあらゆる要素を盛り込んだホークスのダイナミックな演出力には敬服。
 保安官事務所でマーチンとネルソンがデュエットする「ライフルと愛馬」を、ティオムキンは「赤い河」(1948)の中ですでに使っているが、この映画ではひときわ効果的に挿入されている。
 ウェインが少数の仲間を率いて優勢な敵に立ち向かうというヒーロー像は、後年「エル・ドラド」「リオ・ロボ」に受け継がれ、ホークスの西部劇3部作となって結実された。