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処女の泉
Jungfrukallan
 (スウェーデン 1960)


製作 イングマール・ベルイマン/アラン・エクランド
監督 イングマール・ベルイマン
脚本 ウラ・イサクソン
撮影 スヴェン・ニクヴィスト
音楽 エリック・ノルドグレン
ジャンル ドラマ
リメイク Last House on the Left(1972)
受賞 アカデミー賞 外国語映画賞
カンヌ映画祭 特別賞
ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞

キャスト
マックス・フォン・シドー テーレ
ビルギッタ・ペテルソン カリン
ゲンネル・リンドブロム インゲリ
ブリギッタ・ヴァルベルグ マレタ

内容
 中世の北欧伝説“ベンデの娘”を女流作家イサクソンが脚色し、ベルイマンが演出にあたった世界的名作。
 16世紀、スウェーデンの片田舎に住む富豪のひとり娘カリンは、教会に行くため、長い道中の旅に出る。だが途中、カリンは3人の無頼漢に犯され殺されてしまう。
 のちに事実を知ったカリンの父親は敢然と犯人たちに復讐を誓い、それを実行する。娘の死の悲しみとともに復讐の罪深さにおののく父親。だが変わりはてた娘のそばからは、清らかな泉がこんこんと湧き出ていた……。
 暴行と復讐という絶望的な世界に、宗教に救いを見いだす人間の姿が、簡潔な画面からみごとに表現された秀作。