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皆殺しの天使
El Angel Exterminador
(メキシコ 1962)
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グスタフォ・アラトリステ | |
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ルイス・ブニュエル | |
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ルイス・アルコリザ/ホセ・ベルガミン | |
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ルイス・ブニュエル | |
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ガブリエル・フィゲロア | |
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ラウル・ラヴィスタ | |
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コメディ/ミステリー/ホラー | |
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カンヌ映画祭 | 国際批評家連盟賞/テレビ作家協会賞 |
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メキシコ時代のブニュエルの伝説的傑作。お得意の謎めいたオフザケ、ブルジョワへの徹底したカラカイと風刺の作品だ。 ある夏の夜、プロビデンシア街の大邸宅ノビレ家では大パーティの準備中。ところが奇妙なことに10数人の召使は難破船から逃げ出す鼠のごとく、コソコソと立ち去る。オペラ帰りの上流階級の客たちは夜食をとりに邸に集い、しばし歓談。さて散会となるはずが、奇妙なことに誰も帰れない。 主人ノビレ夫妻をはじめ、歌手シルビア、ピアニスト、指揮者、建築技師とその婚約者、愛人みたいな姉妹、ワルキューレと呼ばれる処女レシチア、そして残った唯一の使用人の執事長フリオら21人。 何日か経ち、外では軍隊や金持ち連が心配げに見守るがいっこうに出てこない。食糧尽きて難民生活。金持ち同士がエゴ丸出しでいがみあい、パニックに……。 監督いわく“謎とは美しいものだ”。 |