|
柔らかい肌
La Peau Douce
(フランス・ポルトガル 1964)
|
|
アントニオ・ダ・クナ・テル | |
|
フランソワ・トリュフォー | |
|
ジャン・ルイ・リシャール/フランソワ・トリュフォー | |
|
ラウール・クタール | |
|
ジョルジュ・ドルリュー/ハイドン | |
|
ドラマ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
映画評論から出発し“フランス映画界の墓掘り人”の異名をとった、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手トリュフォーが、“伝統的フランス映画の美学”をみごとに画面に定着させた秀作。 40歳半ばの文芸評論家ピエールは妻と幼い娘との3人暮らし。ある日、文学講演のために乗ったリスボン行きの旅客機の中で、若く美しいスチュワーデスと会い、たちまち恋におちる……。 平和だが刺激のない日常を捨て、激しい恋に身を焦がそうとする中年男の苦悩と焦燥が、鮮烈にスリリングに浮き彫りにされる。妻とも恋人とも別れ、ただひとり食事する彼に妻が向ける銃口――意外な、そしてショッキングな幕切れに、監督の鋭く深い“女性心理”洞察がうかがえる。 |