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小間使の日記
Le Journal d'une femme de chambre
(フランス・イタリア 1964)


製作
ミシェル・サフラ/セルジュ・シルベルマン
監督
ルイス・ブニュエル
原作
オクタヴ・ミルボー
脚本
ルイス・ブニュエル/ジャン・クロード・カリエール
撮影
ロジェ・フェルー
ジャンル
ドラマ

キャスト
ジャンヌ・モロー
セレスティーヌ
ミシェル・ピコリ
ムシュー・モンテイユ
ジョルジュ・ジェレ
ジョセフ
フランソワーズ・リュガーニュ
マダム・モンテイユ
ダニエル・イヴェルネル
キャプテン・ムジェル
ムニ
マリアンヌ
ジャン・オゼンヌ
ムシュー・ラボール
ジャン・クロード・カリエール
神父

内容
 '28年頃。小間使セレスティーヌはパリからノルマンディーの片田舎のモンテイユ家に奉公にきた。潔癖症の夫人、色情狂の亭主、婦人靴に異常な興味をもつ祖父。粗野で薄気味悪い下男ジョゼフなど、性格異常のような人々のなかで、彼女はなにかと注目される存在。
 そんなある日、近くの森で少女強姦殺人事件が起きるのだが……。
 物議を醸し出し、上映禁止になることの多いブニュエル作品にしては、興行的にもヒットした。
 のちに名トリオとなる、プロデューサーのセルジュ・シルベルマン、脚本家のカリエールとは、この作品で初めて出会った。そういう意味では、ブニュエル晩年の傑作群のスタートとなった作品といえる。