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フォルスタッフ
Chimes at Midnight
(スペイン・スイス 1965)
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アレッサンドロ・タースカ | |
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アンゲル・エスコラーノ/エミリヤーノ・ピエイドラ/ハリー・サルツマン | |
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オーソン・ウェルズ | |
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ウィリアム・シェイクスピア/ラファエル・ホリンシュト | |
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オーソン・ウェルズ | |
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エドモン・リシャール | |
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アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ | |
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コメディ/ドラマ/戦争 | |
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カンヌ映画祭 | 第20回記念賞/テクニカルグランプリ |
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シェイクスピアの「ヘンリー4世」「ウィンザーの陽気な女房たち」などに出てくる巨漢の憎めない悪党、騎士のくせに大酒飲みで女好き、大ボラ吹きのフォルスタッフを肥満しきったウェルズが怪演。 その即位をめぐって、政情不安の高まるヘンリー4世治下1400年代の英国。悪名高いフォルスタッフは放蕩の日々を送る皇太子ハルと娼婦ドルを交えて痛快な無頼生活だ。 国王に呼び戻されシュルーズベリーの合戦に参加、フォルスタッフはちょこまか逃げ回るが、ハルの倒した敵将の息子をずる賢く自分の手柄に。 やがて病床の王のもとにハルは戻り父の死後ヘンリー5世に即位。戴冠式にはせ参じたフォルスタッフは旧交を暖め昇進を期待するが、若き国王は旧友を拒絶し厳しく追放の命を下す。 傷心の老フォルスタッフは真夜中の鐘を聞いた日々を懐かしみつつ息を引き取る。 スピーディなカッティング、誇張された空間と肉体、少年のような悲しみの具現は、ウェルズならでは。 |