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禁じられた情事の森
Reflections in a Golden Eye
 (アメリカ 1967)


製作
ジョン・ヒューストン/レイ・スターク/C・O・エリックソン
監督
ジョン・ヒューストン
原作
カーソン・マックラーズ
脚本
チャップマン・モーティマー/グラディス・ヒル
撮影
アルド・トンティ
音楽
黛敏郎
ジャンル
ドラマ

キャスト
エリザベス・テイラー
レオノーラ・ペンダートン
マーロン・ブランド
ウェルドン・ペンダートン
ブライアン・キース
モーリス・ランドン
ジュリー・ハリス
アリソン・ランドン
ゾロ・デヴィッド
アナクレート
ゴードン・ミッチェル
軍曹
アーヴィン・ドゥーガン
マーレイ・ワインチェック
フェイ・スパーク
スージー
ロバート・フォスター
L・G・ウィリアムズ
ハーヴェイ・カイテル
兵士

内容
 60年代中盤に“性倒錯”を真正面から、しかもオールスターキャストで描いた異色ドラマ。
 深い森に囲まれたジョージア州の陸軍兵舎に暮らす、ペンダートン少佐夫妻。彼らにはもう長い間、愛の営みはなかった。それというのも夫のウェルドンは、森の中で全裸のまま奔馬を駆る若き兵士ウィリアムズに夢中。美しい妻のレオノーラは、隣家に住むランドン少佐との不貞に明け暮れていたからである。しかもウィリアムズはひそかにレオノーラに恋心を抱き、夜ごと屋敷に忍び込んでは彼女の寝姿をのぞき見するありさま。
 ただひとり、彼らの異常な行動を危惧するランドンの妻も、精神錯乱のあげく入院させられてしまった……。
 不毛な大作主義が横行していた当時のハリウッドで、異端児とも天才とも目されていた孤高の監督ジョン・ヒューストンの意欲作。男色家の大佐を演じたマーロン・ブランドの気味悪さは、他の映画では味わえない。