|
テオレマ
Teorema
(イタリア 1968)
|
|
マノロ・ボロニーニ/フランコ・ロッセリーニ | |
|
ピエル・パオロ・パゾリーニ | |
|
ピエル・パオロ・パゾリーニ | |
|
ジュゼッペ・ルッソリーニ | |
|
エンニオ・モリコーネ | |
|
ドラマ | |
|
ヴェネチア映画祭 | 女優賞(ラウラ・ベッティ) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
60〜70年代に数々の古典文学の斬新な映像化で既成の権威に激しく挑戦したパゾリーニが、自らの原作をもとに発表した問題作。 ミラノで大企業を営む有産階級の家族のもとに、ある日、謎の青年が来訪する。それまで平穏に暮らしていた家族は、おのおのが青年と接するうちに理性を失い、家庭の均衡が乱れはじめ、ついに一家は離散する。 スタンプ扮するエキセントリックな美青年に、常識を超えた力を持つ超越者という神話的寓意を仮託。そして彼によって有産階級の人間関係が家庭の内部から崩壊していく過程を、一般の時間空間の通念を打破した映画構成で描いた。 |