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暗殺の森
il conformista
 (イタリア・フランス・西ドイツ 1970)


製作総指揮
ジョヴァンニ・ベルトルッチ
製作
モーリチオ・ロディ・フェ
監督
ベルナルド・ベルトルッチ
原作
アルベルト・モラヴィア
脚本
ベルナルド・ベルトルッチ
撮影
ヴィットリオ・ストラーロ
音楽
ジョルジュ・ドルリュー
ジャンル
ドラマ
受賞
ベルリン国際映画祭 特別賞
全米批評家協会賞 撮影賞/監督賞

キャスト
ジャン・ルイ・トランティニャン
マルチェロ
ステファニア・サンドレッリ
ジュリア
ガストーヌ・モシン
マンガニエロ
エンゾ・タラシオ
クアドリ教授
ドミニク・サンダ
アンナ・クアドリ

内容
 ファシスト支配下のローマとパリを舞台に反ファシストの教授暗殺の指令を受けたインテリの“体制順応主義者”(原題)の姿を描く。
 若い哲学講師のマルチェロは13歳の時、彼を犯そうとした同性愛の男をピストルで射殺し、それ以来、罪の意識に悩んでいた。そして、少年時の悪夢から逃れるため彼はファシストとなった。
 ある日、ファシスト政府は、マルチェロに彼の学生時代の恩師で、パリ亡命中のクアドリ教授の調査を命じた。新婚旅行を口実にパリに向かった彼は、首尾よく教授に迎えられ、教授の若い妻、アンナに惹かれる。彼女は、マルチェロの目的を知って彼に敵意を示すと同時に彼に身を任せた。
 5年後の'43年、ファシスト政府は崩壊した。大混乱のローマの街でマルチェロは、昔、彼が殺したはずの男の姿を目にして愕然とする。
 全編、華麗にして官能的な映像にあふれたベルトルッチの代表傑作。ダンスホールのシーンや雪に覆われた森での暗殺シーンは圧巻。