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ピンク・フラミンゴ
Pink Flamingos
 (アメリカ 1972)


製作
ジョン・ウォーターズ
監督
ジョン・ウォーターズ
脚本
ジョン・ウォーターズ
撮影
ジョン・ウォーターズ
ジャンル
コメディ/クライム
パロディ
女はそれを我慢できない(1956)
シリーズ
フィメール・トラブル(1975)

キャスト
ディヴァイン
ディヴァイン/バブス・ジョンソン
デヴィッド・ロチャリー
レイモンド・マーブル
メアリー・ヴィヴィアン・ピアース
コニー・マーブル
ダニー・ミルズ
イーディス・マッシー
エディ
チャニング・ウィルロイ
チャニング
クッキー・ミューラー
クッキー
ポール・スウィフト
エッグマン
スーザン・ウォルシュ
スージー

内容
 いわゆるインディーズ・ブーム、カルト・ブームの大いなる源流が、この「ピンク・フラミンゴ」である。
 世界でいちばん卑しい人間を競いあうディヴァイン一家とマーブル兄姉。ベビー・ベッドで卵ばかり食う母親、ニワトリをはさまなければセックスできない息子、公園で若い女にハレンチ行為をする男や、生まれた赤ん坊を売りさばく女、といったケタはずれな登場人物たちが、犬のウンチをなめたり、家中の家具をなめまわしたり、野外パーティでアヌスぱっくん踊りをしたり、警官を食っちまったりと、とにもかくにも、あらん限りの俗悪を展開してみせる。
 だが同時に、これほど無邪気な好奇心あふれる笑いをたたえた映画も珍しい。画面が俗悪であればあるほど、奇妙なおかしみが増すのだ。ただ、いくつかの俗悪シーンにボカシがかかるのが惜しい。
 主演のディヴァインは、この1作でアンダーグラウンド界のスーパースターとなった。