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ピンク・フラミンゴ
Pink Flamingos
(アメリカ 1972)
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ジョン・ウォーターズ | |
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ジョン・ウォーターズ | |
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ジョン・ウォーターズ | |
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ジョン・ウォーターズ | |
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コメディ/クライム | |
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女はそれを我慢できない(1956) | |
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フィメール・トラブル(1975) |
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いわゆるインディーズ・ブーム、カルト・ブームの大いなる源流が、この「ピンク・フラミンゴ」である。 世界でいちばん卑しい人間を競いあうディヴァイン一家とマーブル兄姉。ベビー・ベッドで卵ばかり食う母親、ニワトリをはさまなければセックスできない息子、公園で若い女にハレンチ行為をする男や、生まれた赤ん坊を売りさばく女、といったケタはずれな登場人物たちが、犬のウンチをなめたり、家中の家具をなめまわしたり、野外パーティでアヌスぱっくん踊りをしたり、警官を食っちまったりと、とにもかくにも、あらん限りの俗悪を展開してみせる。 だが同時に、これほど無邪気な好奇心あふれる笑いをたたえた映画も珍しい。画面が俗悪であればあるほど、奇妙なおかしみが増すのだ。ただ、いくつかの俗悪シーンにボカシがかかるのが惜しい。 主演のディヴァインは、この1作でアンダーグラウンド界のスーパースターとなった。 |