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セリーヌとジュリーは舟でゆく
Celine et Julie vont en bateau
 (フランス 1974)


製作
バーベット・シュローダー
監督
ジャック・リヴェット
脚本
ジュリエット・ベルト/エドゥアルド・デ・グリゴリオ/ドミニク・ラブリエ/ビュル・オジェ/マリー・フランス・ピジェ/ジャック・リヴェット
撮影
ジャック・リナール
音楽
ジャン・マリー・セニア
ジャンル
ドラマ/ファンタジー

キャスト
ジュリエット・ベルト
セリーヌ
ドミニク・ラブリエ
ジュリー
ビュル・オジェ
カミーユ
マリー・フランス・ピジェ
ソフィー
バーベット・シュローダー
オリヴィエ

内容
 その難解な作風から正当な評価を受けることなく“呪われた作家”と呼ばれていたジャック・リヴェットによる傑作ファンタジー。
 パリの街でふとしたことから知り合った魔術師のジュリーと図書館員のセリーヌは、郊外の屋敷の中で幽霊たちが、毎日同じ物語を演じているのを見る。その結末では必ず、ひとりの少女が殺されることになっているのだ。セリーヌとジュリーはその少女を救出しようと、魔術の力を借りて幽霊屋敷に乗り込むのだが……。“70年代のもっとも重要な作品”とも“最高のフランス・コメディ映画”とも呼ばれ、パリでは今やカルト的人気を誇る、ヌーヴェル・ヴァーグ流「不思議の国のアリス」といった一編だ。