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バルスーズ
Les valseuses
 (フランス 1974)


製作
ポール・クラドン
監督
ベルトラン・ブリエ
原作
ベルトラン・ブリエ
脚本
ベルトラン・ブリエ/フィリップ・デュマルセイ
撮影
ブリュノ・ニュイッテン
音楽
ステファン・グラッペリ
ジャンル
コメディ/クライム

キャスト
ジェラール・ドパルデュー
ジャン・クロード
パトリック・ドヴェール
ピエロ
ミュウ・ミュウ
マリー・アンジェ
ジャンヌ・モロー
ジャンヌ・ピロル
ブリジット・フォセー
列車の女
イザベル・ユペール
ジャクリーヌ
クリスチャン・アレル
ジャクリーヌの父

内容
 ヌーヴェル・ヴァーグ以降低迷を続けていたフランス映画界に新風を吹きこみ、当時「エマニエル夫人」と興行トップの座を争ったヒット作。
 職も無くヒッピーのような生活を送るふたりの男の前に現れた情婦マリー。好きなことをしてきた彼らは、マリーとも寝てみるが彼女は重度の不感症だった。本能的な快楽に生きようとする彼らにとって、それは耐えられない現実だった。
 その後ふたりは40歳の中年女と快楽の時を過ごしたが、セックスのあとにその女が衝動的な自殺を図る……。
 70年代半ばという闘争の季節のあとに、目的もなく欲望のおもむくままに生きた若者たちの姿を綴った、ベルトラン・ブリエの出世作。