三人の女

三人の女

3 Women

　(アメリカ　1977)

製作	ロバート・アルトマン／スコット・ブッシュネル／ロバート・エッゲンワイラー
監督	ロバート・アルトマン
原作	ロバート・アルトマン
脚本	ロバート・アルトマン
撮影	チャールズ・ロシャーＪｒ。
音楽	ジェラルド・バスビー
ジャンル	ドラマ
受賞	カンヌ映画祭	主演女優賞（シェリー・デュヴァル）
	LA批評家協会賞	主演女優賞（シェリー・デュヴァル）
	NY批評家協会賞	助演女優賞（シシー・スペイセク）

キャスト
シェリー・デュヴァル	ミリー・ラモリュー
シシー・スペイセク	ピンキー・ローズ
ジャニス・ルール	ウィリー・ハート
ロバート・フォーティアー	エドガー・ハート
ルース・ネルソン	ローズ夫人
ジョン・クロムウェル	ローズ氏
シーラ・ペチュア	ミス・バンワイル
クレイグ・リチャード・ネルソン	Dr.マーズ
メイシー・ホイ	ドリス
ベリータ・モレノ	アルシラ
レスリー・アン・ハドソン	ポリー
パトリシア・アン・ハドソン	ペギー
ビヴァリー・ロス	ダイドア
ジョン・デイヴィー	Dr.ノートン

内容

　カリフォルニアの砂漠の中にある老人リハビリ・センターに、テキサスからピンキーという娘がやって来た。彼女は看護婦のミリーについて見習いで仕事を始める。ミリーは気どり屋で周囲から敬遠されていたが、ピンキーだけは彼女を慕い、ルームメイトとしての同居生活もうまくいっていた。
　だがある日、ふとしたことからミリーになじられたピンキーは失意のはてに自殺未遂し、それ以来人格が一変してとげとげしい女になってしまう。そんなふたりの住むアパートの家主は、謎めいた絵を描き続ける女性ウイリーだった。３人の女の運命は絡み合いながら予測もつかない方向に展開してゆく……。
　ロバート・アルトマンがある夜見た夢をもとに、刺激的な迷宮を思わせる映像世界を描いた魅力あふれる傑作である。