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天国の日々
Days of Heaven
 (アメリカ 1978)


製作総指揮
ジェイコブ・ブラックマン
製作
バート・シュナイダー/ハロルド・シュナイダー
監督
テレンス・マリック
脚本
テレンス・マリック
撮影
ネストール・アルメンドロス
音楽
エンニオ・モリコーネ
ジャンル
ドラマ
受賞
アカデミー賞 撮影賞
英国アカデミー賞 音楽賞
カンヌ映画祭 監督賞
LA批評家協会賞 撮影賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 作品賞
全米批評家協会賞 撮影賞/監督賞
NY批評家協会賞 監督賞

キャスト
リチャード・ギア
ビル
ブルック・アダムズ
アビー
サム・シェパード
農夫
リンダ・マンツ
リンダ
ロバート・J・ウィルク
農場長
ジャッキー・シュルティス
リンダの友人
スチュアート・マーゴリン
製粉工場長
ティム・スコット
収穫手
ジーン・ベル
ダンサー
ダグ・カーショー
バイオリン弾き

内容
 今世紀初頭のテキサス農村地帯を背景に、地主と、そこで働く若者たちの青春の生き様を牧歌的雰囲気の中に描いた秀作。
 不況時代、青年ビルは、恋人のアビーと自分の妹リンダの3人で、職を探し歩き、ある農場で麦刈りの仕事を見つける。朝から晩までの重労働はつらいものだったが、彼らは幸運にもそこの若い地主の目にかなって、労働者としては過分な厚遇を受けることに。だが地主はビルの恋人、アビーに求婚を迫ってきた……。
 若者たちの一時期の様々な青春の日々を描いたドラマだが、公開時、名手アルメンドロスの手による美しい自然描写が大きな話題になった。その撮影の力で全編をあたかも一編の映像詩のような形に昇華させている。内容もさることながら、この映画が一部熱狂的なファンを持つ理由は、シリアスな物語展開すらも脆弱なものにしてしまう、陶酔的ともいえるこの映像表現にある。
 製作は70年代ニューシネマ作りで名を馳せたバート・シュナイダー。