拡大
インテリア
Interiors
 (アメリカ 1978)


製作総指揮
ロバート・グリーンハット
製作
チャールズ・H・ジョフィ/ジャック・ローリンズ
監督
ウディ・アレン
脚本
ウディ・アレン
撮影
ゴードン・ウィリス
ジャンル
ドラマ
パロディ
叫びとささやき(1972)
受賞
英国アカデミー賞 助演女優賞(ジェラルディン・ペイジ
LA批評家協会賞 助演女優賞(モーリーン・ステイプルトン)
NY批評家協会賞 助演女優賞(モーリーン・ステイプルトン)

キャスト
クリスティン・グリフィス
フリン
メアリー・ベス・ハート
ジョーイ
リチャード・ジョーダン
フレデリック
ダイアン・キートン
レナータ
E・G・マーシャル
アーサー
ジェラルディン・ペイジ
イヴ
モーリーン・ステイプルトン
パール
サム・ウォーターストン
マイク
ミッシー・ホープ
少女ジョーイ
ケリー・ダフィ
少女レナータ
ナンシー・コリンズ
少女フリン
ペニー・ガストン
少女イヴ
ロジャー・モーデン
少年アーサー
ヘンダーソン・フォーサイス
バーテル判事

内容
 「アニー・ホール」でアカデミー賞の監督、脚本賞を受賞したアレンが、初めて笑いを排したシリアス・ドラマを手掛けたことで話題となった作品。彼の映画でたびたびキーワードとして出てくる、イングマル・ベルイマン的手法を用いて、家族の崩壊を緊張感を持続させながらもクールに描ききっている。
 ニューヨーク近郊ロングアイランド、30年も連れ添った両親に、突然別居話が。インテリア・デザイナーの母はショックを受け、自殺未遂事件を起こす。父が連れてきた、母とはまったく個性のちがう女性の出現で3人の娘たちの胸中も複雑だが……。
 「ゴッドファーザー」「アニー・ホール」のオスカー受賞者ウィリスの精巧で優美なカメラワークはみごと。女の絶望と怒りをあらわに演じるジェラルディン・ペイジ、対照的なモーリーン・ステイプルトンをはじめ、演技陣も充実。アカデミー賞に5部門のノミネートされた秀作である。