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ブラジルから来た少年
The Boys from Brazil
 (イギリス・アメリカ 1978)


製作総指揮
ロバート・フライヤー
製作
スタンリー・オトゥール/マーティン・リチャーズ
監督
フランクリン・J・シャフナー
原作
アイラ・レヴィン
脚本
ヘイウッド・ゴールド
撮影
アンリ・ドゥカエ
音楽
ジェリー・ゴールドスミス
ジャンル
スリラー
受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 男優賞(ローレンス・オリヴィエ

キャスト
グレゴリー・ペック
Dr.ジョゼフ・メンゲレ
ローレンス・オリヴィエ
エズラ・リーバーマン
ジェームズ・メイソン
エドゥアルド・シーベルト
リリー・パルマー
エスター・リーバーマン
ユタ・ヘイゲン
フリーダ・マロニー
スティーヴ・グッテンバーグ
バリー・コーラー
デンホルム・エリオット
シドニー・ベイノン
ローズマリー・ハリス
ドリング夫人
ジョン・ダーナー
ヘンリー・ホィーロック
ジョン・ルービンスタイン
デヴィッド・ベネット
ブルーノ・ガンツ
ブラックナー教授

内容
 レヴィンの同名小説の映画化で、日本では未公開に終わった作品。
 第二次大戦後、ナチの残党は世界のあちこちへ散り、ひっそりと生活を送るなかで、第三帝国の復興を企む者がいた。それはヒトラーの血液を保存していた科学者メンゲレ。彼は、その血をもとに無性生殖でヒトラーのクローン人間を作り出すという恐ろしい計画を立てていた。一方、ナチによって大量虐殺されたユダヤ人はひそかにナチ残党を追及していく……。
 ペックのメンゲレ博士とナチ狩りで有名な男オリヴィエとの対決が芯となり、サスペンス・タッチで描かれる。メイスン、リリー・パーマーらの脇役の好演が光る。