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フランス軍中尉の女
The French Lieutenant's Woman
 (イギリス 1981)


製作
レオン・クロア/ジェフリー・ヘルマン/トム・マシュラー
監督
カレル・ライス
原作
ジョン・ファウルズ
脚本
ハロルド・ピンター
撮影
フレディ・フランシス
音楽
カール・デイヴィス
ジャンル
ドラマ
受賞
英国アカデミー賞 音楽賞/主演女優賞(メリル・ストリープ)/音響賞
ゴールデン・グローブ賞 主演女優賞(メリル・ストリープ
LA批評家協会賞 主演女優賞(メリル・ストリープ

キャスト
メリル・ストリープ
サラ/アンナ
ジェレミー・アイアンズ
チャールズ/マイク
ヒルトン・マクレイ
サム
エミリー・モーガン
メアリー
シャーロット・ミッチェル
トランター夫人
リンゼイ・バクスター
アーネスティーナ
ジーン・フォールズ
コック
ピーター・ヴァーン
フリーマン

内容
 イギリスの現代作家ファウルズの同名ベストセラーの映画化。
 ある港町で、アナとマイク共演の「フランス軍中尉の女」と題する映画の撮影が行われている。19世紀の中ごろ、フランス人の中尉と愛し合い捨てられたがゆえに、人々から娼婦呼ばわりされる女と、婚約者がありながら彼女に恋をする若い考古学者の物語である。
 一方、実生活でも、アナとマイクは不倫の仲。撮影が進むうちに、映画中の男女の関係が次第に現実のふたりにオーバー・ラップして……。
 ストリープとアイアンズが共に1人2役を力演。時間と空間を巧みに切り替え、ありきたりの愛欲のドラマをみごとに芸術作品として映像化した、“映画中映画”の傑作。