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英国式庭園殺人事件
The Draughtsman's Contract
 (イギリス 1982)


製作
ピーター・セイントバリー
監督
ピーター・グリーナウェイ
脚本
ピーター・グリーナウェイ
撮影
カーティス・クラーク
音楽
マイケル・ナイマン
ジャンル
コメディ/ドラマ/ミステリー

キャスト
アンソニー・ヒギンズ
ネヴィル
ジャネット・スーズマン
ハーバート夫人
アン・ルイーズ・ランバート
タルマン夫人
ヒュー・フレイザー
タルマン
ニール・カニンガム
ノイズ
デイヴ・ヒル
ハーバート
デヴィッド・ガント
シーモア

内容
 ピーター・グリーナウェイの長編第1作。
 17世紀末の英国南部。画家のネビルは、郷紳(ジェントリー)のハーバート家に招かれ、夫人のバージニアから、不在の主人が戻るまでに屋敷の絵を12枚描くことを頼まれる。ネビルは様々な条件を出した末に、この仕事を引き受けたが、彼の描こうとする構図の中に、何故か不在のハーバート氏のシャツやマントが、紛れ込んでくる。これは、何の暗示なのか?
 12枚の絵の完成後、ハーバート氏の死体が発見され、ネビルの疑問は、いよいよふくれあがり……。
 上流階級の一家が、様々な策謀をめぐらす、ミステリー。謎が謎のまま残されるあたりが、逆に作品に深みを与えている。