ピエラ 愛の遍歴

Storia Di Piera
 (イタリア・フランス・西ドイツ 1983)


製作総指揮
ルチアーノ・ルナ
製作
エルウィン・C・ディートリッヒ/アシール・マンゾッティ
監督
マルコ・フェレーリ
原作
ピエラ・デグリ・エスポジティ/ダーチャ・マライーニ
脚本
ピエラ・テグリ・エスポジティ/マルコ・フェレーリ
撮影
エンニオ・グァルニエリ
音楽
フィリップ・サルド
ジャンル
ドラマ/伝記
受賞
カンヌ映画祭 主演女優賞(ハンナ・シグラ

キャスト
イザベル・ユペール
ピエラ
ハンナ・シグラ
エウジェニア
マルチェロ・マストロヤンニ
ピエラの父
アンジェロ・インファンティ
ティト
タニア・ロペール
エルディ
モーリッツィオ・ドナドーニ
マッシモ

内容
 女優エスポジティと女流作家ダーチャ・マライーニが共同で書いたエスポジティの自伝的小説の映画化。
 30年間にわたって娘のピエラの目をとおして描かれた母親エウジェニアの生き方。エウジェニアは、普通の母親とはまったく異なった奇妙な女だ。彼女は、母親であり妻でありながら女として生き、夫を愛していながらも自由奔放に生きる女だ。
 そんな妻を深く愛し続ける夫のロレンツォ。そして、母親の生き方をうらやましく思いながらも反発するピエラ。映画は、浜辺でピエラとエウジェニアが裸で抱き合って終わる。
 フェレーリの詩情あふれる愛の物語。娘のピエラが、老いぼれた父親に裸を見せるシーンも印象的。