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グレイフォックス
The Grey Fox
 (カナダ 1983)


製作総指揮
デヴィッド・H・ブレディ
製作
ピーター・オブライエン
監督
フィリップ・ボーソス
脚本
ジョン・ハンター
撮影
フランク・タイディ
音楽
マイケル・コンウェイ・ベイカー
ジャンル
ウエスタン
受賞
ロンドン批評家協会賞 男優賞(リチャード・ファーンズワース

キャスト
リチャード・ファーンズワース
ビル・マイナー/ジョージ・エドワーズ
ジャッキー・バローズ
キャサリン・‘ケイト’・フリン
ウェイン・ロブソン
ショーティ(ウィリアム)・ダン
ケン・ポーグ
ジャック・バド
ティモシー・ウェバー
ファーニー
ゲイリー・ライニーク
ピンカートン
デヴィッド・ピーターセン
ルイス・コルクホーン
ドン・マッケイ
アル・シムズ
サマンサ・ランゲヴィン
ジェニー

内容
 1901年、ビルという名の老人が33年の服役を終えて、刑務所を出獄してきた。彼こそが“手を上げろ”というセリフを初めて使った西部史上名高き紳士強盗“グレイフォックス”だ。
 彼は駅馬車専門の強盗だったが、時代は変わり、今では蒸気機関車が主役。堅気に戻ろうと努力するビルだが、やはり昔の血が騒ぎ、列車強盗をたくらむ。1度目は大失敗。しかし、なんとかカナダへ逃げのび、そこで良き相棒を得る。
 今度はカナディアン・パシフィック鉄道を襲い、みごと成功。カナダ史上初の列車強盗として記録されることになった。ふたりはある町に身を潜め、ビルはそこで女写真家ケートに出会い急速に接近。しかし、そんな幸せもつかの間、追手がすぐそこまで近づいていた。
 カナダの美しい自然と老紳士強盗の孤高の精神をみごとに描いて、'83年のカナダ・アカデミー賞の主要7部門を独占した傑作。ファーンズワースは、本作以前に300本余りの映画に出演したという名バイプレーヤー。