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マレーネ
Marlene
 (アメリカ 1984)


製作総指揮
ピーター・ジェニー
製作
カレル・ディルカ/ゼヴ・ブラウン/ノルベルト・ビットマン
監督
マクシミリアン・シェル
脚本
マクシミリアン・シェル/メイル・ドナル
撮影
イワン・ラフェター
ジャンル
ドキュメンタリー
受賞
ボストン批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞
全米批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞
NY批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞

キャスト
マレーネ・ディートリッヒ
本人(声)
アニエ・アルベルス
本人
マクシミリアン・シェル
本人

内容
 映画がトーキーとなった直後の30年代に「嘆きの天使」「モロッコ」などで大当たりを取り、大スターとなったマレーネ・ディートリッヒ。ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督に可愛がられ、「間諜X27」「上海特急」「西斑牙狂想曲」などで神話的世界を築き、第二次大戦中は自由の戦いを支え、“リリー・マルレーン”をヒットさせて、さらに意欲的に生きたディートリッヒの全貌をインタビューによって、解き明かそうとするドキュメンタリー。
 しかし86歳のディートリッヒは強い意志でカメラの前に出ることを拒否する。過去の出演作品のフィルムやスチールが映し出されるそのバックに、やりとりが流される。インタビューをするのは彼女の指名を受けてこの映画の監督も兼ねるマクシミリアン・シェルだが、ディートリッヒにやりこめられて、たびたび立ち往生するところがだらしない。