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未来世紀ブラジル
Brazil
(イギリス 1985)
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アーノン・ミルチャン/パトリック・カサヴェッティ | |
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テリー・ギリアム | |
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テリー・ギリアム/チャールズ・マッケオン/トム・ストッパード | |
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ロジャー・プラット | |
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マイケル・ケイメン | |
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SF/コメディ/ファンタジー | |
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TIME BANDITS(1981) | |
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ボストン批評家協会賞 | 助演男優賞(イアン・ホルム)/プロダクション・デザイン賞 |
LA批評家協会賞 | 監督賞/作品賞/脚本賞 |
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20世紀のどこかの国。管理の行き届いたコンピュータ社会(その割に機械類はアンティック風)で、主人公サムは情報省記録局の小役人だ。彼は有能だが機械にうんざり、美女を救うスーパーマンになった自分の夢を見ている。 ある朝、局の玄関で夢の中の美女とそっくりの女ジルを見かけたサムは、彼女を追ううち巨大な悪夢のなかに吸い込まれていく。 事の起こりは、ある役人が叩き潰したハエによる印刷ミス。神出鬼没の反政府テロリスト、タトルと善良な靴職人バトル氏が間違って逮捕されたことから、サムは処理を任されるが、誤認逮捕もみ消しは混乱を極め、さらに部屋にはダクトやチューブがあふれ、デパートでは爆弾事件が起きる。 やがて犯罪者として“洗脳”されることになるサムの頭には自由への脱出の夢、そして軽快なラテン音楽「ブラジル」が反響する。 テリー・ギリアムの壮大な悪夢的イマジネーションに脱帽。製作サイドと監督の闘争を記録した『バトル・オブ・ブラジル』なる本もあるほどのカルト作品である。 |