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マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
Mitt liv som hund
 (スウェーデン 1985)


製作
バルデマル・ベルイェンダール
監督
ラッセ・ハルストレム
原作
レイダル・イェンソン
脚本
ラッセ・ハルストレム/レイダル・イェンソン/ブラッセ・ブランストレム/ペール・ベルイラン
撮影
イェリン・ペルション
音楽
ビョラン・イスフェルト
ジャンル
ドラマ
受賞
ボストン批評家協会賞 外国語映画賞
ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞
インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞
NY批評家協会賞 外国語映画賞
シアトル国際映画祭 作品賞

キャスト
アントン・グランセリウス
イングマル
マンフレド・セルネル
エリク
アンキ・リデン
イングマルの母
メリンダ・キンナマン
サガ

内容
 “人工衛星で死んだライカ犬より僕はまだ幸せだ”満天の星を見上げながらつぶやく12歳の少年イングマル。'50年末のスウェーデンの海辺の小さな町と山あいの小村を舞台に、様々な人々との出会いを通して、人生に目覚め少しずつ大人になっていく少年イングマルの姿を、ナイーブにユーモラスに綴った、珠玉の思春期物語である。
 イングマルは、病気のママとイジワル兄貴エリクとの3人暮らし。パパは、仕事で南洋に行ったきりずっと帰ってこない。夏休み、ママの病状が悪化した。そこで、エリクはおばあさんの家へ、イングマルはママの弟のグンネル叔父さんの家に行くことに……。
 イングマルを演じるアントン少年は、まったくの素人ながら、少年らしい心の動揺や言葉にならない不安感などを、ごく自然にかつ鮮明に表現。夜空を眺めながらひと筋の涙を流す彼の、ふっくらとした頬が愛らしい。
 ゴールデン・グローブ賞の最優秀外国語映画賞を受賞。