拡大
愛と宿命の泉(フロレット家のジャン/泉のマノン)
Jean de florette/Manon des sources
(フランス 1986)


製作
ピエール・グルンスタイン/アラン・ポアレ
監督
クロード・ベリ
原作
マルセル・パニョル
脚本
ジェラール・ブラッシュ/クロード・ベリ
撮影
ブリュノ・ニュイッテン
音楽
ジャン・クロード・プティ
ジャンル
ドラマ
受賞
セザール賞 主演男優賞(ダニエル・オートゥイユ
ロンドン批評家協会賞 外国語映画賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 外国語映画賞
英国アカデミー賞 助演男優賞(ダニエル・オートゥイユ)/脚色賞/撮影賞/作品賞

キャスト
イヴ・モンタン
セザール
ダニエル・オートゥイユ
ウゴラン
ジェラール・ドパルデュー
ジャン
エマニュエル・ベアール
マノン
エリザベス・ドパルデュー
エーメ

内容
 映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の生みの親であり、フランスの国民的作家兼監督として親しまれているパニョルの2巻の小説をもとにした、フランス・プロバンス地方の普遍的叙事詩。
 第1部では、生命の源である水泉をめぐる農民特有の強欲さのために、苦悩し絶望してついに命果てる理想主義の男の姿を、第2部では、その10年後、父を死に追いやった農民に復讐する美しい娘マノンの愛と憎しみを綴る。
 緑豊かなプロバンスの素晴らしい景観に、自然の偉大さとその中に生きる人間の喜びと悲しみが脈打ち、感動を呼ぶ。
 日本では、世界で初めて2部一挙上映に成功。オートゥイユが'87年セザール賞最優秀男優賞を獲得した。