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マックス、モン・アムール
Max Mon amour
 (フランス・アメリカ 1986)


製作
セルジュ・シルベルマン
監督
大島渚
原作
ジャン・クロード・カリエール
脚本
大島渚
撮影
ラウル・クタール
音楽
ミシェル・ポルタル
ジャンル
コメディ/ドラマ

キャスト
シャーロット・ランプリング
マーガレット
アンソニー・ヒギンズ
ピーター
ヴィクトリア・アブリル
マリア
アン・マリー・ベシー
スザンヌ
ニコル・カルファン
エレーヌ
ダイアナ・クイック
カミーユ

内容
 「愛のコリーダ」以来、活動の拠点を海外においている大島渚が、スタッフ・キャスト全員を外国人で製作した問題作。共同脚本はルイス・ブニュエルの映画の脚本などで有名なジャン・クロード・カリエールで、撮影はゴダールの作品の多くを担当しヌーヴェル・ヴァーグの一端を担ったラウル・クタール。
 物語はチンパンジーと愛し合ってしまった人妻とその家族の生活を、実話をもとにして構成したもの。人間と獣の間に芽ばえた愛情という、異常ともいえるテーマを決してゲテモノ趣味ではなく、大島渚が長年追求してきた性と愛の問題体系の中に鋭く描き出す。
 室内シーンを主として独特な映像世界を展開。