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ラウンド・ミッドナイト
'Round Midnight
 (フランス・アメリカ 1986)


製作
アーウィン・ウィンクラー
監督
ベルトラン・タヴェルニエ
脚本
ベルトラン・タヴェルニエ/デヴィッド・レイフィール
撮影
ブリュノ・ド・ケイゼル
音楽
ハービー・ハンコック
ジャンル
ドラマ/音楽
受賞
アカデミー賞 オリジナル作曲賞
セザール賞 作曲賞/音響賞
LA批評家協会賞 音楽賞

キャスト
デクスター・ゴードン
デイル・ターナー
フランソワ・クリュゼ
フランシス
ボビー・ハッチャーソン
エース
フィリップ・ノワレ
リードン
ソフィー・マルソー

内容
 天才ジャズ・ピアニストとうたわれたバド・パウエルと、サックス奏者レスター・ヤングのキャラクターと実話に想を得て、ベルトラン・タヴェルニエ監督が脚色した作品。
 '59年。ニューヨークからパリのジャズクラブ“ブルーノート”にサックス奏者デイル・ターナーがやって来た。酒とドラッグにおぼれたデイルだが、その演奏は人々の心を感動させずにはおかなかった。
 ある雨の夜、貧しいがゆえに、クラブの扉の外で彼の演奏に聴き入っていたフランシスは、その演奏に感動し、デイルこそ“神の声”を伝えるアーティストだと確信する。やがてデイルにふと声をかけられたフランシスは彼の支えとなり、酒とドラッグの生活から脱出させようと心血を注ぐが……。
 忠実に再現された“ブルーノート”と、そこで演奏されるジャズが聴きもの。ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、フレディ・ハバート、ロン・カーターなど一流アーティストの特別出演、演奏も話題を呼んだ。独特の色調による映像が美しい。