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予告された殺人の記録

Cronaca di una morte annunciata
(コロンビア・イタリア・フランス 1987)


製作総指揮
ジャン・ホセ・リシェル
製作
イヴ・ガセール/クサヴィエ・ゲリン/フェリペ・ロペス・キャバレロ/フランシス・フォン・ブレン
監督
フランチェスコ・ロージ
原作
ガブリエル・ガルシア・マルケス
脚本
フランチェスコ・ロージ/トニーノ・グエッラ
撮影
パスカリーノ・デ・サンティス
音楽
ピエロ・ピッチオーニ
ジャンル
ドラマ

キャスト
ジャン・マリア・ヴォロンテ
Dr。クリスト・ベドヤ
ルパート・エヴェレット
バヤルド・サン・ローマン
オルネラ・ムーティ
アンヘラ・ヴィカリオ
アンソニー・ドロン
サンティアゴ・ナサル
イレーネ・パパス
アンヘラの母

内容
 ノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケスの同名の小説を豪華キャストで映画化した名匠ロージの力作。
 故郷に帰って来たベドヤは、25年前、親友サンティアゴが殺された事件の真相を調査し出す。25年前、ひとりの異邦人バヤルドが町にやって来てアンヘラを見初め、結婚を決意する。
 だが、盛大な婚礼の夜、処女でなかった花嫁は実家に戻される。アンヘラの貞操を奪った男がサンティアゴであるということを聞き出したアンヘラの双子の兄弟は、殺害を予告する。
 ギリシャ悲劇を思わせる運命的な殺人事件をロージは堂々たる、格調高い演出で描き出す。映像、音楽ともに秀逸。