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月の出をまって
Waiting for the Moon
　(イギリス・フランス・アメリカ　1987)


製作総指揮
リンゼイ・ロウ
製作
サンドラ・シューベルグ／アルベルト・プレフォスト／バーバラ・ルーシー／フレデリック・ボルボロン／ジャン・アシャシ
監督
ジル・ゴッドミロウ
脚本
マーク・マッギル
撮影
アンドレ・ニュー
音楽
マイケル・サール
ジャンル
ドラマ
受賞
サンダンス映画祭 審査員賞

キャスト
リンダ・バセット
ガートルード・スタイン
ジャック・ブーデ
ジェローム・アポリネア
ピエール・アラン・シャピ
神父
リンダ・ハント
アリス・Ｂ・トクラス
ベルナデット・ラフォン
フェルナンデ・オリヴィエ
ダニエル・ラングレ
ティエル

内容
　作家であるガートルード・スタインとその秘書アリス・B・トクラス。実在したふたりの女性の友情を、ヘミングウェイ、ピカソ、アポリネールなどの若い芸術家たちとの交流を通して描き出した作品。といっても伝記でもなく、フィクションでもない。ふたりの著書から設定をとり出し、そこに虚構を織りまぜて、ありし日のふたりの姿を想起させるものとなっている。
　物語は、アリスの語りで過去に遡る。ふたりはアメリカからフランスに移住し、多くの芸術家たちが集うサロンに出入りする。夏は南フランスの別荘で暮らすふたりの姿を詩的に映像化していく。