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彼女たちの舞台
La Bande des quatre
 (フランス・スイス 1988)


製作
マルティーヌ・マリニャック/サイラス・I・ヤヴナ/ルチアーノ・グロール
監督
ジャック・リヴェット
脚本
ジャック・リヴェット/パスカル・ボニツェル/クリスティーヌ・ロラン
撮影
カロリーヌ・シャンプティエ
音楽
クローディオ・モンテヴェルディ
ジャンル
ドラマ/ミステリー
受賞
ベルリン国際映画祭 国際批評家賞

キャスト
ビュル・オジェ
コンスタンス
ブノワ・レジャン
トマ
ロランス・コート
クロード
フィリア・ドゥリバ
アンナ
ベルナデット・ジロー
ジョイス
イネ・ド・メディロス
ルチア
ナタリー・リシャール
セシル
イレーヌ・ジャコブ
マリナ

内容
 ゴダールトリュフォーロメールらのヌーヴェル・ヴァーグの仲間にあって、常にその運動の先陣を切り、最も革新的な存在でありながら日本では一本も正式に作品が公開されることのなかったジャック・リヴェットの日本初公開作品。
 パリの女性演出家のもとで演劇の勉強をしながら、郊外の古い屋敷で共同生活をする4人の若い娘たち。だが、そのうちのひとり、セシルの恋人がある事件にかかわっているという噂が起こり、やがて4人は謎の事件の渦中に少しずつ引き込まれてゆく……。
 劇中劇の効果的な使い方や、屋内空間の巧妙な構成などリヴェットらしさが十分に生かされ、パリでは大ヒットした傑作。