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読書する女
La lectrice
 (フランス 1988)


製作
ロザリンド・ドヴィル
監督
ミシェル・ドヴィル
原作
レイモン・ジャン
脚本
ミシェル・ドヴィル
撮影
ドミニク・ル・リゴルー
音楽
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ジャンル
コメディ/ドラマ
受賞
セザール賞 助演男優賞(パトリック・シェネ)
モントリオール世界映画祭 グランプリ

キャスト
ミュウ・ミュウ
コンスタンス/マリー
マリア・カザレス
将軍の未亡人
パトリック・シェネ
重役
クリスチャン・ルシェ
ジャン/フィリップ
シャルロット・ファラン
コラリー
シルヴィー・ラポルト
フランソワーズ
レジ・ロエール
エリック

内容
 ある日友だちから“あなたのキレイな声を生かさない手はない”と指摘されたヒロイン、マリーは、さっそく新聞に“お宅で朗読します”という広告を出す。お客となったのは下半身不随のデリケートな青年やら、劣等感に悩む中年実業家など5人の、ひと癖もふた癖もある人物ばかり。若く魅力的な彼女には事件が絶えない。
 間断なく流れるベートーヴェンの名曲の数々に合わせて、モーパッサンなど客に応じた名作の一節を朗読する彼女の様子がロマンチックに、そしてエロチックに描かれている。
 風変わりな切り口と、ブルーを基調にしたミュウ・ミュウのセンスの良いファッションが受けて世界中で大ヒットした。モントリオール映画祭でグランプリを受賞。