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トーチソング・トリロジー
Torch Song Trilogy
 (アメリカ 1988)


製作
ロナルド・K・フェアスタイン/ハワード・ゴットフリード/マリー・カンティン
監督
ポール・ボガート
原作
ハーヴェイ・フィアスタイン
脚本
ハーヴェイ・フィアスタイン
撮影
ミカエル・サロモン
音楽
ピーター・マッツ
ジャンル
ドラマ/同性愛

キャスト
アン・バンクロフト
マシュー・ブロデリック
アラン
ハーヴェイ・フィアスタイン
アーノルド
ブライアン・カーウィン
エド
カレン・ヤング
ローレル
エディ・カストロダッド
デヴィッド
ケン・ペイジ
マーレイ
チャールズ・ピアース
バーサ・ヴァナション
アクセル・ヴェラ
マリーナ・デル・レイ
ベンジー・シュルマン
少年アーノルド

内容
 まだまだゲイがハリウッド映画でタブー視されるなかで、男性同士の恋愛関係を自然に描いた秀作。もともと主人公アーノルド役のハーヴェイ・フィアスタインが脚本を書き、オフ・ブロードウェイで上演していた芝居の3部作をひとつにまとめたもの。題名は「三つの悲恋歌」の意味である。
 アーノルドは、ナイト・クラブで働く女装のエンターテイナーだ。もちろんゲイなのだが、アーノルドももういいかげんな年、一夜の関係よりもわかり合えるパートナーがほしい。
 ある夜、彼はハンサムな高校教師エドと出会い、深い仲になる。だが、アーノルドがいくら尽くしても、どうもエドは彼のことを恥ずかしいと思っている様子。おまけにエドはバイ・セクシュアルで、女の方の恋人と結婚してしまう。
 それから数年後、アーノルドは若くてハンサムなアランに出会う。優しくて理解のあるアランとの幸せな日々、ふたりは養子をもらうことまで相談していたが……。
 アン・バンクロフトがユダヤ人の母親をみごとに演じている。