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セックスと嘘とビデオテープ
Sex, Lies and Videotape
 (アメリカ 1989)


製作総指揮
モーガン・メイソン/ナンシー・テネンバウム/ニック・ウェクスラー
製作
ジョン・ハーディ/ロバート・F・ニューマイヤー
監督
スティーヴン・ソダーバーグ
脚本
スティーヴン・ソダーバーグ
撮影
ウォルト・ロイド
音楽
クリフ・マルティネス
ジャンル
ドラマ/恋愛
受賞
カンヌ映画祭 主演男優賞(ジェームズ・スペイダー)/グランプリ
シカゴ批評家協会賞 助演女優賞(ローラ・サン・ジャコモ)/有望女優賞(ローラ・サン・ジャコモ
LA批評家協会賞 主演女優賞(アンディ・マクダウェル
サンダンス映画祭 観客賞

キャスト
ジェームズ・スペイダー
グレアム
アンディ・マクダウェル
アン
ピーター・ギャラガー
ジョン
ローラ・サン・ジャコモ
シンシア
ロン・ヴォーター
セラピスト
スティーヴン・ブリル
バーフライ
アレクサンドラ・ルート
ビデオの少女
アール・T・テイラー
家主
デヴィッド・フォイル
ジョンの同僚

内容
 '89年カンヌ映画祭でグランプリと主演男優賞を獲得。世界中の映画人が、新しい才能の開花に拍手した、26歳の新鋭ソダーバーグの第1回監督作品。セックスと嘘が蔓延する欺瞞的な現代人の深層心理を、ビデオカメラを向けることで、鋭くナイーブにえぐり出していく。斬新な映像感覚と、気負いのないシンプルな台詞まわしが、優しげで小気味良くもスリリングな心理ドラマに仕上げた。
 ジョンとアンは、一見すると理想的な夫婦。しかし有能な弁護士として将来を約束されたジョンは、アンの実妹シンシアと愛人関係にあった。そんなことは露知らぬアンだったが、体が無意識に夫を拒否しはじめる。理由のない不安感と焦燥に悩むアン。
 そんなある日、彼らの家にジョンの旧友グレアムがやって来る。このミステリアスな魅力に満ちた来訪者の存在が、アン、ジョン、シンシアの関係を揺さぶり、次第に真実が露呈していくのだった。
 グレアムに扮するジェームズ・スペイダーの、透明感あふれる繊細な容姿、言動が魅力的。