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エンジェル・アット・マイ・テーブル
An Angel at My Table
(イギリス・オーストラリア・ニュージーランド 1990)


製作
ブリジット・アイキン/グラント・メジャー/ジョン・メイナード
監督
ジェーン・カンピオン
原作
ジャネット・フレイム
脚本
ローラ・ジョーンズ
撮影
スチュアート・ドライボー
音楽
ドン・マクラシャン
ジャンル
ドラマ
受賞
トロント国際映画祭 国際批評家賞
ヴェネチア映画祭 特別賞

キャスト
ケリー・フォックス
ジャネット・フレイム
アレクシア・コーフ
少女ジャネット・フレイム
カレン・ファーガソン
幼女ジャネット・フレイム
アイリス・チャーン
ケヴィン・J・ウィルソン
メリーナ・バーネッカー
マートル
マーク・モリソン
ブラッディ・フレイム
キャサリン・マーレイ・カウパー
少女イザベル
マーク・トンプソン
ビリー・デラウェア
ブレンダ・ケンドール
ミス・ボッティング

内容
 ニュージーランド映画界の女流監督、ジェーン・カンピオンの長編第2作。ニュージーランドを代表する女流作家ジャネット・フレイムの自伝3部作を原作に、彼女が辿った数奇な運命を描く。
 子供の頃、その頭の格好から“鳥の巣”と呼ばれていた赤毛のジャネット。シャイな反面、感性に秀でた彼女は、 やがて文学少女として頭角を現していく。
 その後、彼女は教師を志すが、内向的な性格が災いし断念。自殺未遂を図り、精神病院へ送られて、長い闘病生活が始まる。その間も彼女は小説を書き続け、社会的に認められるようになるが……。
 決して美人ではないが、自分の生き方に正直なジャネットを、ケリー・フォックスが熱演。ヴェネチア映画祭では映画批評家賞など10部門で受賞し、ベルリン映画祭でもフォーラム部門最高人気賞に輝いた。