コントラクト・キラー

コントラクト・キラー

I Hired a Contract Killer

(フィンランド・ドイツ・イギリス・スウェーデン　1990)

製作	アキ・カウリスマキ／マーティン・ブルース・クレイトン／デヴィッド・ケリー
監督	アキ・カウリスマキ
原作	アキ・カウリスマキ
脚本	アキ・カウリスマキ
撮影	ティモ・サルミネン
ジャンル	ドラマ／コメディ

キャスト
ジャン・ピエール・レオー	アンリ・ボーランジェ
マージ・クラーク	マーガレット
ケネス・コリー	殺し屋
Ｔ・Ｒ・ボーウェン	局長
セルジュ・レジアニ	ヴィック

内容

　フィンランドが生んだ異才、カウリスマキ兄弟の弟、アキの長編第９作。
　突然、水道局をクビになったアンリ。彼は人生に絶望し、自殺するがうまくいかず、プロの殺し屋“コントラクト・キラー”に、自分を殺してくれるように依頼する。
　ところが、契約を終えたあと、アンリは花売り娘のマーガレットと、恋におちた。もう死にたくない。だが、殺し屋の手は迫ってきて……。
　ジャン・ピエール・レオーが、アンリ役を怪演。カウリスマキの演出も、数々の映画的記憶を、いたるところに忍ばせ、コミカルなタッチに仕上げていて快調。全編を彩る、50年代のR＆Bの音楽も効果的だ。