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髪結いの亭主
Le Mari de la coiffeuse
 (フランス 1990)


製作
ティエリー・ド・ガネイ
監督
パトリス・ルコント
脚本
クロード・クロツ/パトリス・ルコント
撮影
エドゥアルド・セラ
音楽
マイケル・ナイマン
ジャンル
コメディ/恋愛/ドラマ

キャスト
ジャン・ロシュフォール
アントワーヌ
アンナ・ガリエナ
マチルド
トマ・ロシュフォール
リトル・エドゥアルド
ロラン・ベルタン
アントワーヌの父
モーリス・シュヴィ
アゴピアン

内容
 アントワーヌは、子供の頃からずっと女の理容師と結婚したい、と思い続けていた。彼は“床屋さん”が大好きだったのだ。カシャカシャと音をたてて髪の上を滑るハサミ、軽やかなローションの匂い、そして柔らかな理容師の指の感触……。
 中年にさしかかり彼はその夢を実現させる。妻となったマチルドはとても美しく優しく、抜群に“うまい”理容師だった。ふたりの愛の日々は、10年間何ごともなく静かに過ぎていくが……。
 仏映画界で俊英と評判の高かったパトリス・ルコントの日本初公開作。ジャン・ロシュフォールの独特のアラブ風の踊り、アンナ・ガリエナの香り立つエロチシズム等がドラマの個性を際立たせ、大ヒットした話題作だ。