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愛されすぎて
Amoureuse
 (フランス 1992)


製作総指揮
クリスティーヌ・ゴズラン
製作
アラン・サルド
監督
ジャック・ドワイヨン
原作
アンリ・ピエール・ロシェ
脚本
ジャック・ドワイヨン
撮影
クリストフ・ポロック
音楽
カトリーヌ・ケセマン
ジャンル
恋愛

キャスト
シャルロット・ゲンズブール
マリー
イヴァン・アタル
ポール
トーマス・ラングマン
アントワーヌ
ステファニー・コッタ
ジュリエット
エルザ・ジルベルスタン
透視者

内容
 フランソワ・トリュフォーの名作「突然炎のごとく」の原作となったアンリ・ピエール・ロシェの小説をもとに、ジャック・ドワイヨン監督が自由に翻案した恋愛ドラマ。
 同じ年頃のアントワーヌを恋人に持つジャーナリストのマリー。映画監督のポールからインタビューを受けた彼女は、まさにその日、彼と恋におちる。だが、同棲しているアントワーヌとも別れることができない彼女は、ポールとアントワーヌ、ふたりの男の間で揺れ動き続ける。
 閉じられた空間での登場人物たちの心の葛藤を描き続けてきたドワイヨンは、それを恋愛の閉塞状況での葛藤へとあざやかに置き換えてみせる。マリーを間にはさみながら葛藤をあらわにしていく男たち。極限状態にある剥き出しにされた恋愛の様々な表情が、ドワイヨンの確かな演出によりからめとられている。