ノーバディーズ・フール

ノーバディーズ・フール

Nobody's Fool

　(アメリカ　1994)

製作総指揮	マイケル・ハウスマン
製作	スコット・ルーディン／アーレン・ドノヴァン／スコット・ファーガソン
監督	ロバート・ベントン
原作	リチャード・ルッソ
脚本	ロバート・ベントン
撮影	ジョン・ベイリー
音楽	ハワード・ショア
ジャンル	ドラマ
受賞	ベルリン映画祭	主演男優賞（ポール・ニューマン）
	NY映画批評家協会賞	男優賞（ポール・ニューマン）

キャスト
ポール・ニューマン	ドナルド・‘サリー’・サリヴァン
ジェシカ・タンディ	ミス・ベリル・ピープルズ
ブルース・ウィリス	カール・ローバック
メラニー・グリフィス	トビー・ルーバック
ジーン・サックス	ウィルフ弁護士
ディラン・ウォルシュ	ピーター
プリット・テイラー・ヴィンス	ラブ・スクイアズ
ジョセフ・ソマー	クライヴ・ピープルズJr.
フィリップ・シーモア・ホフマン	レイマー巡査
フィリップ・ボスコ	フラット判事

内容

　雪に閉ざされた小さな町ノース・バスで土木作業員として働いているサリーは、家族とも別れ、ひとり退屈な日々を送っていた。他人からも心を閉ざす彼に対して、大家であるミス・ベリルだけが温かいまなざしを向けている。
　ある日、偶然息子の家族と出会うものの、しっくりとはしないサリーだったが、孫のウィルと心を通わすことによって、サリーのかたくなな心に小さな変化が起こり始める……。
　ロバート・ベントンがポール・ニューマンを主人公に想定して脚本化、小さなコミュニティーでの人と人とのふれあいを優しく描き出している。ミス・ベリルを演じたジェシカ・タンディにとって遺作となった作品でもある。