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ベイブ
Babe
 (オーストラリア・アメリカ 1995)


製作
キャサリン・バーバー/フィリップ・ハーンショー/ビル・ミラー/ジョージ・ミラー/タマラ・ノーブルズ/レスリー・オリヴァー/ダフネ・パリス/ダグ・ミッチェル
監督
クリス・ヌーナン
原作
ディック・キング・スミス
脚本
ジョージ・ミラー/クリス・ヌーナン
撮影
アンドリュー・レスニー
音楽
ナイジェル・ウエストレイク
ジャンル
アドベンチャー/動物/コメディ/ファンタジー
シリーズ
ベイブ 都会へ行く(1998)
受賞
アカデミー賞
視覚効果賞
ゴールデン・グローブ賞
作品賞
全米批評家協会賞
作品賞
SF&ファンタジー&ホラー映画アカデミー賞 ファンタジー映画賞
ロンドン批評家協会賞 作品賞/新人賞(クリス・ヌーナン)
NY批評家協会賞 新人監督賞

キャスト
ジェームズ・クロムウェル
アーサー・ホジェット
マグダ・ズバンスキー
エスメ・ホジェット
クリスティーン・カヴァノー
ベイブ(声)
ミリアム・マーゴリーズ
フライ(声)
ダニー・マン
フェルナンド(声)
ラッシー・テイラー
猫(声)
ロスコー・リー・ブラウン
ナレーター(声)
ヒューゴ・ウィーヴィング
レックス(声)

内容
 純粋無垢な1匹の子ブタが自分の夢に向かって、健気にがんばる姿を描いた感動作。
 養豚場で生まれたベイブは、遊園地の体重当てコンテストの商品として、農場主のハゴットにもらわれていく。農場には家畜の馬や羊、牧羊犬一家、鶏など様々な動物が暮らしていた。
 ひとりぼっちのベイブは、牧羊犬のフライと仲良くなり、家畜社会のルールを学ぶ。そしてベイブは、いつかは人間に食べられるブタの運命を知らずに、牧羊ブタになる決意をする……。
 全編の80パーセントを動物たちの会話が占めるが、違和感はなく、動物社会は人間社会の縮図を見ているよう。撮影には48匹のブタを使い、また実際の動物で撮影ができない場面では、アニマトロニクスという複製を使い、本物と区別がつかないほど精巧な仕上がりとなっている。
 ゴールデン・グローブと全米批評家協会の最優秀作品賞を受賞したほか、アカデミー作品賞にもノミネートされた。